ますかけ線が両手にある方は、別名「天下取りの相」と呼ばれる手相があり、かつそれが両手にある方を指します。
平凡な生き方ではなく、強運の持ち主であり、手相による影響をより受けやすい特徴があります。
ここでは、ますかけ線が両手にある意味や生き方についてご紹介します。
手相のますかけ線とは?
まず「手相のますかけ線」の特徴ですが、
別名、「天下取りの相」「百握り」「猿線」とも言われている相で、つかんだものは決して離さないとされています。
非常に強い運と頑固さ(我の強さ)が特徴的で、何ごとも強く出過ぎることを示し、波乱万丈で浮き沈みが激しいことを意味しています。
ますかけ線は、生まれたときにもっていることが多い線で、年齢を追うごとに消えるとされていますが、稀にそのまま残っていることがある珍しい手相です。
また、親子でますかけ線がある(遺伝)ことも多い手相です。
ますかけ線は手のどこにある?
「感情線」と「知能線」が一本に繋がっているのがますかけ線です。
- 「感情線」:小指下から人差し指・中指の方向へ向かって伸びている線
- 「知能線」:人差し指と親指の付け根間から伸びる線
手のひらの端から端まで一直線に伸びている線ですので、判断しやすい線です。
(注意)
知能線が手のひらを横切るほどに長く伸びている相は「シドニー線」という相です。
感情線と繋がっていない場合は、ますかけ線ではありません。
手相のますかけ線にある意味
ますかけ線の意味としては以下が挙げられます。
- 大胆で逆境に強い
- (その人次第で)無限の可能性を示す
- 目指すものが大きい方が幸せになれる可能性が高い
- 得意分野で力を発揮する
- ワンマン社長
- 組織のなかに収まりきれない
- チームよりも個人プレー
- 適職に出会わなければ平凡な人生
- 良くも悪くも波乱万丈
- どん底から再起する力をもっている
- 大器晩成タイプ
- 天才肌タイプ
ますかけ線をもっている人は、初めから「トップになっておく」ことが重要でもあります。
こだわりが強く、頑固な一面も持ち合わせていますが、「自分の好きなこと・やりたいこと」を見極め、努力することで「成功」「恩恵」が約束されています。
大きなチャンスを見逃すことなく、最大限に活かすことができる持ち主です。
ますかけ線の持ち主は「感覚派・天才肌」な人
人並み外れた能力を発揮することで、その道の第一人者になる可能性が高いです。
「天下取り」とも呼ばれている「ますかけ線」の手相は、天下を動かすほど「強運」の持ち主とされており、誰もが知っている有名人や芸能人が持っている手相として有名です。
手相にますかけ線をもっている有名人にある特徴は、理論派ではなく、感覚派、天才肌な人と言えます。
両手にあるますかけ線が意味すること
次にそのますかけ線が、両手にあることの意味について見ていきましょう。
片手に見られる場合は、もう片方の手相の運勢と交わることから、「ますかけ線が示す運勢」が、必ずしも実現されるということにはなりません。
「両手」にますかけ線があらわれている人の場合、ますかけ線が示す「運勢の影響」を強く受けるとされています。
そのため「両手」にますかけ線があるということは格別です。
強烈な個性があり、変わった人と言われることも・・・
ますかけ線にある「天下取り」「波乱万丈」などが発揮されます。
「両手」にますかけ線をもっている人は、強烈な個性があり、変わった人と評されることが多いです。
- 天下を取れる手相
- 変わった人が多い
- 幸運を呼び込む
- 適職により才能を活用できる
- 早めの行動に運がある
- 宝くじ運がよい
頑固さや意地っ張りな面も2倍になりますので、周囲とのバランスを円滑に保つことに気をつけてください。
ますかけ線にある特徴そのものになる人生
「両手」にある人は、ますかけ線のもつ意味(相にある特徴)そのものを行く人生となります。
両手にあることでその意味も2倍になることから、自分の判断を信じて貫き通す力にも強さがあるため、波乱万丈な人生であっても、途中で自信がなくなるということにはなりません。
両方にあらわれている「ますかけ線」の強みです!
片方の手にある人より
- 「苦悩」することが少ない
- 精神的にも安定する
- 運勢も2倍
- その人がもっている「努力」「根性」を生かすことが出来る
このような見方になります。
目標がある人は、どんどん挑戦をすることで、「両手」にあるますかけ線の強い運が「後押し」してくれます。
ますかけ線をもっている人は運勢の浮き沈みがある
ますかけ線をもっている人は、人生の浮き沈みが極めて激しいとされています。
大成功をした後の大失敗、そして大失敗した後の大成功などと、両極端になってしまう場合があります。
ですが、そんな損失も取り返してしまう、「運気の上昇」をもっているのも強運の一つだと言えますが、波乱万丈な人生を歩む場合もあります。
窮地に追い込まれた場合でも、「神がかった発想力」で必ず解決することが出来ます。
ますかけ線の手相が暗示しているのは、「強烈な運勢」です。
両手にますかけ線がある人の確率
ますかけ線が出る確率に、きちんとした「統計」があるわけではありません。
非常に珍しい手相とされており、片手のみに見られる「ますかけ線」ですら非常に珍しいもので、誰にでもあらわれる手相の線ではないのです。
両手にあるのは「0.1%~1%」程度
そんなますかけ線が両手にある確率は「0.1~1%」ほどと、かなり低くなります。
1000人に1人の確率とも言われています。
両手にあるますかけ線は希少な手相ということが分かります。
両手にますかけ線をもっている人にある強運とは
「両手」にある線に気付かずに人生を送っていると、その人にある良さを引き出さないままになります。
平凡な人生、もしくはそれ以下の人生になってしまう可能性があり、非常にもったいないです。
左右どちらかの手にあるますかけ線の二倍の運気をもっている強運を生かしましょう。
自分に向いている夢や目標、やりがいを早く見つけ突き進むことで、強運を発揮し幸運の道が開けます。
平凡な人生を選ばない生き方が幸運を呼ぶ?
「両手」にますかけ線をもつ人は、情熱的な人が多いです。
普通な平凡な人生を送ることができないというより、普通の人生なんてつまらないと思っている人が多いです。
派手に思う位の人生である方が幸運になれ、派手な人生を避けたいと考えてしまうと、幸運が遠ざかり不運な人生になる可能性がるので注意してください。
好きなことを追求することで強運を加速させる
「好きなことに対して追加する力」には秀でるものがある、ということがますかけ線にある強運の一つです。
興味のあることが、現在の社会のニーズに当てはまる場合であれば、成功する確率も高くなります。
好きなことを見極め追求する進み方が「強運」への近道です。
適職につければ大成功を収めることができます。
安定を求めてしまうばかりに、成功を収めることが出来ないということに繋がる場合もありますので、見極めをしっかりとする必要があります。
両手にますかけ線をもつ人はこんな仕事が向いている
- 起業家、経営者
- フリーランス
- 俳優、タレント
- アーティスト
- 政治家
- 教育者
両手にますかけ線がある人の男女の違い
女性よりも男性に多いとされている「ますかけ線」です。
手相にある意味には大きな違いはありませんが、そんな中にも男女の違いがあるのは、背負っているものが異なることも関係します。
男性の場合
- 知的
- リーダーシップがある
- 我慢強く負けず嫌い
- 責任感がある
- 集中力
- 強調性がない
- 我が強い(こだわり強く柔軟になれない)
- 人をまとめることに長けている
女性の場合
- 人を惹きつける魅力
- 特殊な才能
- 粘り強さ
- 強い執着心
- 勝ち気で意地っ張り
- 男勝り
- 忍耐力がある
- 寂しがりや
両手にますかけ線がある人の恋愛や結婚は?
両手にますかけ線がある人はモテるため、恋愛から交際に至るまではスムーズです。
ですが、付き合いが長くなるほど、プライドの高さ、頑固さ、芯の強さがプラスされ、恋愛を邪魔してしまう傾向があります。
男性の場合
- 考えは決して曲げない
- 相手を束縛する一面もある
女性の場合
- サバサバしているのですが、恋愛には一途
- 相手に執着、嫉妬深くなる
- 自分が正しいと内心にあり考えを引かない
結婚は考え方次第です。
- 考え方や主張を相手最優先する
- 相手を尊重する
最高なパートナーと出会えれば幸せな結婚ができます。
ますかけ線をもつ有名人
歴史上の人物、芸能人や財界人、政治家など、様々な分野でますかけ線をもつ人が多くいます。
歴史上の人物
- 豊臣秀吉
- 織田信長
政治家
- 石原慎太郎
- 小泉純一郎
- 東国原英夫
俳優・歌手など芸能人(男性)
【両手】
- 木村拓哉
- 福山雅治
- 佐藤健
【片手】
- 北島三郎
- 桑田佳祐
- 梅沢富雄
- 坂上忍
- スガシカオ
- 妻夫木聡
- 松山ケンイチ
- 長瀬智也
- 速水もこみち
- 山下智久
- 渋谷すばる
俳優・歌手など芸能人(女性)
【両手】
- 芦田茉奈
【片手】
- 黒柳徹子
- 細木数子
- 安藤なつ
- 広末涼子
- 倉木麻衣
- 宮崎あおい
- 安達祐実
- 早見優
- 熊田曜子
- 中川翔子
- フジコヘミング
お笑い芸人
【両手】
- 浜田雅功
- 田村淳
- 又吉直樹
【片手】
- タモリ
- 明石家さんま
- 志村けん
- 岡村隆史
- 田中裕二
- 吉田敬
財界人
- 松下幸之助
- 堀江貴文
ますかけ線をもつ人とアスペルガー症候群について
手のひらにある、ひらがなの「て」の字の形のように見える相があるますかけ線。
この相がある場合「アスペルガー症候群」をはじめとする、染色体異常や遺伝子、疾患、奇形症候群にしばしば見られると言われています。
ここでは「アスペルガー症候群」との繋がりについて少し触れておきましょう。
アスペルガーについて
発達障害の一種であり周囲からは
- 「融通がきかない」
- 「ちょっとこだわりが強い」
というマイナスイメージを持たれることが多いですが、良い意味では
- 「自分らしいペース」を維持できる
- コツコツと頑張ることを続けることができる
そんな人なのです。
「ちょっと変わった人」と認識される傾向がありますが、特別な困りごともなく日常生活を送ることが出来る人です。
・物事への注意
・関心の向け方
・読み取り方
・感じ方
「特異性」が見られることで
・コミュニケーション
・社会性
・想像性
「他の人との違い」がみられるということです。
ますかけ線をもつ人とアスペルガーのつながり・具体的にある困りごととは
ますかけ線をもつ人にとってアスペルガー症候群との繋がりとして表れる意味としては
①社会性
社会性での質の違いと考えると分かりやすいです。
慣習的なルールや暗黙の了解を理解するということや、周囲の人との関わりの際に、適切にふるまうことが難しいことの表れです。
②コミュニケーション
コミュニケーションでの質の違いと考えると分かりやすいです。
相手が言っていること、相手が感じていることを理解することや、気づくことが難しい人です。
相手に対して、自分が言いたいこと、感じていることを分かりやすく伝えることや表現することを苦手とする表れです。
③想像力
想像力の質の違いと考えると分かりやすいです。
自分が見たり予想していた以外のこと、成り行きを想像すること、納得することが難しい表れです。
自分の興味のあることやスムーズなパターンの行動に強いこだわりがあるため、「想定外の行動」を取ることになった場合に抵抗が強くなるのです。
出来ることと出来ないことの凹凸が大きいという特徴があります。
苦手意識に対して理解や共感が得られにくい傾向です。
この相をもつ子供にある特性
この相をもっている子供にある特性は、具体的にどのような困り事につながりやすいのかをまとめました。
①感想を表現することが苦手
答え(正解)のない感想を表現することへの苦手さがあります。
焦らずに「つまり○○ということ?」と問いかけながら言葉を引き出すなど、本人の思い、考えを言葉にするための周りの「サポート」が大切です。
曖昧な情報の理解には苦手さがあります。
そんな場合には、
・文字やイラストを使う
・抽象的ではなく具体的に
・「走らない」よりも「歩く」など肯定的に
・端的に段階的に
など伝え方を工夫してみましょう。
②騒がしい場所が苦手
聴覚の過敏さから、騒がしい環境が苦手です。
音の刺激が強く不安定になりそうな場合は静かな場所に移動したり、「耳栓」や「イヤホン」をつけるなどの対策を。
③予定変更(突然)が苦手
先の見通しが立たないことへの不安感を覚えることがあります。
急な変更は避けるように。
事前にきちんと情報を伝えられるようにすることです。
どうしても変更が必要な場合は、その「意図」や「理由」を納得できるように伝えましょう。
④失敗への恐怖心がとても強い
失敗することへの恐怖心が人一倍強く「完璧主義」になる傾向があります。
「惜しかったね」などと婉曲的に伝えるなど段階的に耐性がつけられるようにする工夫が必要です。
「失敗しても大丈夫なんだ」という経験です。
お絵かき、本や音楽、自然にふれることを体験することが大切です。
子供の世界観がより広がるように、なるべく好きなようにさせてあげながら見守ってあげるといいですよ。
そうすることによって、感性を伸ばしてあげるとよいという意味を持ち合わせているのが、この手相をもつ子供にはあります。
自分の世界、自分の時間で生きているので、決められたことをするのは苦手です。
焦らずに見守ってあげてください。
真逆の様相を示す場合もある
ますかけ線とアスペルガーの特性について、決まった形はなく、先に述べたこととは真逆の様相を示す場合も多々あります。
例えば
「寡黙で自分の考えを示すことが苦手」なこととは真逆に、「多弁な子」もたくさんいます。
両手ますかけ線とアスペルガーについては、子供の場合であっても、大人であっても
・アイデアを出すのが早く「一瞬」で思い浮かぶ
・ワンマンになりやすい
・社交的な人の裏方にまわることで生きやすくなる
手相から見ると、トップになる素質である「成功」の相を持ち合わせています。
ポイントになるのは、人に任すことができるかどうかです。
自分の関心、自分のやり方、自分のペースの維持を最優先させたいという志向の強さとのバランスを保つことが大事です。
周囲から「融通がきかない」、「ちょっとこだわりが強い」というマイナスイメージを持たれることが多くあっても、ポジティブ思考になれば「運が開ける」手相の持ち主です。
生活の上で自分も周囲も特に困っていなければ、何も気にしすぎる必要はありません。
「個性を生かして」充実した人生が送れるはずです。
ますかけ線をもっている人が気を付けるべきこと
ますかけ線をもっている人が、せっかくある強運を「自ら発揮できない」場合があります。
「控えめ」になっていたり、「あきらめてしまう自分」に心当たりはありませんか?
幸せな人生を遠ざけることにならないように「強い心」をもっていてくださいね。
他人と比べないようにすることで自分を守る
ますかけ線をもっている人は、比較対象があることで「劣等感」に悩まされます。
その為、人と比べることで「自分の方が優秀でありながら負ける」というものをもっています。
諦めの方が強くなってしまう傾向です。
メンタルが弱い人であれば、尚更「比較対象」は作らずに、自分だけにベクトルを向け、他人と比べないことが、運を開花させるためには良いでしょう。
物足りなさを感じている場合は上を目指す
ますかけ線は「逆境に強い」ことを意味する相でもあります。
今よりも「自分を試せる」「自分を追い込む」ことで、運が開けることに繋がる可能性があります。
自分に向いている仕事を考えているのであれば、自分自身を試せる場所に「チャレンジしてみる」こともアリです。
自分で限界を作らないようにする
ますかけ線をもっているのであれば、自分で限界を作りそこに収まらないことです。
ますかけ線にある意味を生かすためには、「高みを目指す」ことが必要です。
そうすることで、力を発揮し、運も良くなり加速します。
【まとめ】手相のますかけ線が両手にあるなら「夢、目標」を高く設定する
両方にあるますかけ線には、「夢、目標」を高く設定するほど「手相の力を発揮」できるということが暗示されています。
高く持つ志に向けて、「前もって心の準備をしておく」ことがとても重要。
「ますかけ線が暗示している運勢」に翻弄されることなく、幸運をつかめることにつながります。
選ばれた人にしかない「ますかけ線」が両手にあるのです。
その人生を受け入れる方が幸せになる可能性が高くなる、ということを忘れないようにしましょう。
若い頃からの苦労と経験の積み重ねによって、強烈な存在感を放ち、「トップに立つ」相の持ち主として、常に前進する強い意思。
様々なものを勝ち得るスタイルで進んでください。
ますかけ線が両手にある方は「宝くじに当たりやすい」とも言われています。
詳しくは下記のページをご覧ください。