手相の生命線とは
生命線とは、手相における「4大基本線」のひとつであり「誰にもある」相です。
「どのような人生になるのか」「何歳でどんなことが起こるのか」ということが暗示されています。
また、生命線から見る年齢は「流年法」という方法から読みとります。
自分自身の「エネルギー」の状態を知りたいというときは、まず生命線をチェックするのをオススメします。
ご自身にある生命線と照らし合わせながら見てくださいね。
生命線の見つけ方
自分の手相を見ようと思っても「線が多くて・・・」「分からない」と言われる方が多いです。
自分で見る場合、また誰かの手相を見る際の分かりやすい「見つけ方」があります。
まず、手のひらにある細かな線ではなく、基本的にある線だけを見ていくといいですよ。
その後、順に沿って当てはまる線を見つけていきます。
手のひらを広げて
- 人差し指と親指の付け根の間をよく見てください
- ちょうど真ん中あたりから手首の方へ向かっている線
- 弧を描きながら「半月形」に伸びている線です。
稀に2~3本という人もいるのですが、ほとんどの人は1本の線が親指のふくらみを囲むように現れています。
手のひらに1~3のように伸びている線があれば、それが「生命線」です。
ご自身の手に「生命線」は現れていましたか。
右手と左手どちらで見る?
右手に現れている手相は、「今現在から未来」後天的なものが示されています。
「今の自分を反映している」ということです。
左手に現れている手相は、あなたが「生まれながらもっている」先天的なものが示されています。
「生まれもった体力・生命力」ということになります。
生命線を見る場合、両手からの解釈がベストなのですが、総合的な判断は初心者では難しいです。
まずは「右手」から見ていくといいですよ。
右利きの人は「左手が本来の自分」「右手が過ごし方によっての変化」
左利きの人は「右手が本来の自分」「左手が過ごし方によっての変化」
このように解釈すると、自分にある生命線の意味の解釈が分かりやすくなります。
手相の生命線が意味すること
生命線からは、あなたのスタミナ・生活環境・健康など身体に関わることが読みとれます。
普段からチェックしておくことで「今の健康状態」から「将来」まで知ることができる大切な線とされています。
生命線=寿命ではなく、人生全般的に起こることを意味しています。
・運気が上がる時期
・運気が下がる時期
・悩みやすい時期
・体力低下を表す時期
・エネルギッシュな時期
生きていく上で最も重要とされる「健康へのありがたみ」を理解するための暗示が現れているという解釈にもなりますよ。
【基本的な意味】
体力
気力
ケガや病気の暗示
運命が変わりやすい時期
エネルギッシュを暗示
左右にある生命線にある意味
【右手(利き手)にある場合】
「薄い」場合、今現在の生活習慣を見直しましょう。
【左手(利き手でないある方)にある場合】
生まれながらのあなたの体力や免疫力
長さから見る生命線にある意味
【長い生命線】
免疫力がとても強く病気にもなりにくいことを意味しています。
・長寿の人生を送る
・健康的
・エネルギッシュ
生命力に溢れていることを示しています。
【短い生命線】
虚弱体質ということを意味しています。
・体力が少ない
・免疫力が低い
・病気にかかりやすい
体調が優れていないことを暗示しています。
仕事、プライベートなどで「健康によくない」ことがあれば改善するように気をつけてください。
生活習慣の改善で線の長さは変化しますよ。
生命線の濃さによる違い
【濃い生命線】
エネルギッシュで体力があることを意味しています。
・ケガや病気がない
・身体を丈夫に保てている
・活発
・バイタリティーが高い
精神的な強さがあるのでストレスも溜まりません。
・人生で大切な場面で「力を発揮」
・体力勝負も強い
健康面だけではなく「お金に恵まれる」運もあります。
【薄い生命線】
疲れやすく体力がないことを意味しています。
・免疫力の低さから病気にかかりやすい
・怪我をしやすい
このような傾向を暗示しています。
精神面でも弱くなっているので
・自信がもてない
・ストレスを抱えがち
線を濃くするには:適度な運動を続けて体力をつけることです。
ですが、生命線に並行する線がある場合「二重生命線」ですのでエネルギーが倍になります。
薄い線でもあまり心配することはありません。
「忍耐力」があり成功を掴みとれる相です。
また、感性・センスの優れた人に見られる場合が多いです。
結婚線にある特徴
生命線を見ることで「人生での大切な時期」や「これからの自分の健康運」を知ることができます。
線の形状によって、現状だけではなく「未来」を読みとれることもできる大きな特徴です。
また、線の流れから、あなた自身のこれからの人生にある「転機」「成功」がいつ起こるのか「時期」を教えてくれるものもあります。
それが、生命線の流年法と呼ばれているものです。
*流年法は、「生命線」だけでなく「運命線・結婚線」など線によって見方は異なります。
自分の人生を予測することで「前向きな対応」が出来るようになりますよ。
*生命線は寿命の目安を見ることであり「寿命を占う」ことはできません。
生命線の流年法とは
占い鑑定を受けた際、アドバイスをされた経験は皆さんあると思われます。
様々な占いがある中で、手相占いでの「時期」に関わることはとても明確です。
線の流れが意味している、それを正確に読みとれれば「いつ」「何が起きる」か見ていくことも出来ます。
それが「流年法」の元になる考え方。
「手のひら」に刻まれている線の間隔から「時間」を読みとれる方法ということです。
「いつ」「何が起こる」か知りたいという場合は、「流年法」を参考にしてくださいね。
*手のひらに刻まれている線(1年の幅)は、年を重ねるごとに短めになるとされています。
ズレが生じることもあります。
生命線の流年法の見方とは
0歳:親指と人差し指の間の起点
90歳:手首の線(終点)
40歳:起点と手首(終点)を2等分した真ん中
30歳:起点と手首(終点)を3等分した1/3
60歳:起点と手首(終点)を3等分した2/3
21歳:起点から人差し指の付け根の幅と同じ幅
長さから見るときに重視することとは
生命線の長さで重視してほしいのは、単に長さではなく「線の終わり方」です。
短い生命線でも、分断するような線がなく綺麗に終わっているのであれば問題はありませんよ。
生命線には、年齢を重ねるとともに「線が伸びている」ことが多いという特徴があります。
生命線の変化にある特徴
【生命線が長くなるとき】
体調が良くなかった人が「体質の改善」をされると、生命線が長くなることがあります。
【生命線が薄くなったり短くなるとき】
「不摂生」を続けていると、生命線は薄く短い線になることがあります。
「健康運が下がる」暗示は、生命線の途中に切れ間が現れますよ。
体調管理を配慮してください。
時期によって変化する特徴
生命線の濃い薄いについては、時期によって変化が見られます。
【薄い時期】
少し体力が落ちていることの暗示です。
「未来」に現れている場合は、体力づくりや健康管理をしておきましょう。
【濃い時期】
エネルギッシュになっていることの暗示です。
生命線を見るときに重視するのは
生命線を見るときに、皆さんは長さを重視してしまいがちかもしれないのですが、実は「カーブ」の方が重要だと言える特徴をもっています。
ご自身の手のひらに現れている「生命線」のカーブを照らし合わせてみてくださいね。
どんなカーブが良いのか
生命線では、強くカーブしていると「身体が丈夫」な証とされています。
・人差し指から中指の間から、下方向に縦に線を引きます。
・生命線のカーブが、その線から外に出ている部分を見る
このときに、強くカーブしていればいるほど「身体は丈夫」という解釈になりますよ。
手相の生命線とは?見つけ方と特徴・意味を解説!まとめ
生命線は、気分や体調が「今までとはちがう」という場合、「手相にも変化」が現れています。
ご自身の手にある「生命線の長さが短い」と、心配される人も多いのですが大丈夫ですからね。
生命線は長さだけではなく、線の濃さも見てください。
勢いのある線であれば「良い状態」であることを示しています。
薄く短い・・・という場合であれば、「低下」を暗示していますので、心身のリフレッシュをしながらお過ごしください。
頑張りすぎて疲れがたまらないように、ご自身を労わることも忘れずに。
手相にある生命線は、「このままだとこうなりますよ」という暗示であり「そうならないように」現れます。
あなたの「意識」で変化させてください。
生命線を、今現在の健康のバロメーターとして日頃から「生命線をみる」習慣を忘れずにいてくださいね。