手相には沢山種類があります。
その中で「聖職紋(せいしょくもん)」という手相の意味はご存知でしょうか?
「聖職紋(せいしょくもん)」が現れている場合、人に物事を教えたいという気持ちが強く、人の面倒見が良いとされます。
性格的に親切な人が多く、人に考え方ややり方を伝えることに長けています。
洞察力があり、人を上手に選んで活用することができます。
また、人に献身的に尽くすことができ、指導したり教え導くことに優れているとされます。
それらの才能を存分に発揮できます。
男性女性共に母性があり、愛と精神性を大切にしています。
共感能力や霊感などがあり、利己的に振る舞うことは好まないとされます。
この霊感が強い人もいるので、一説には神の力が宿る手相と捉えることもあります。
またギャンブル依存症の人などを、立ち直らせるといった導きにも長けています。
今回はそんな「聖職紋(せいしょくもん)」の意味や特徴についてご紹介していきます。
聖職紋(せいしょくもん)について
「聖職紋(せいしょくもん)」は木星丘に現れる「井」や「♯」のような形をした紋を指します。
木星丘は人差し指の付け根の領域です。
ボランティア線と呼ばれることもあり、珍しい手相として知られています。
聖職紋(せいしょくもん)が掌線に接していなくて、指の下にある時の意味
まず初めに「聖職紋(せいしょくもん)」は指の付け根の下にだけに現れる訳ではありません。
①人差指の下(木星丘)の場合
「自分を犠牲にして他人を救う」という意味になります。
「聖職紋(せいしょくもん)」以外にボランティア線とも呼ばれます。
②中指の下(土星丘)にできた場合
「九死に一生を得る」という意味になります。
③薬指の下(太陽丘)の場合
「聖職紋(せいしょくもん)」が「井」の形になっていたら「信用が傷つけられる」という悪い意味になります。
④小指の下(水星丘)の場合
「聖職紋(せいしょくもん)」が「井」の形になっていたら「金銭面で苦しむが救いの手があらわれて、巻き返すことができる」という意味になります。
⑤親指の下(金星丘)にある場合
「身内から保護、助けを受けられる」という意味になります。
聖職紋(せいしょくもん)が掌線に接していなくて掌線に指の下以外にある場合の意味
感情線と知能線の間にあると「周囲から保護され発展していく」という意味になります。
小指の下、手首の上の出っ張っている所(月丘)の場合、「他人から保護、助けを受ける」という意味になります。
聖職紋(せいしょくもん)をもつ人の適任な仕事の2種類のタイプ
「聖職紋(せいしょくもん)」をもつ人には2種類のタイプの適職が存在します。
①教育・指導系
②癒し・サポート系
「聖職紋(せいしょくもん)」をもつ人の適職①教育・指導系
「聖職紋(せいしょくもん)」を手相に持つ人の適職の1つ目は、教育や指導をする職業になります。
例えば、「教師」「お稽古の先生」「講師」「コーチ」「インストラクター」になります。
相手の短所をはっきり指摘する分、解決策も具体的に指示できるので人に指導したり、教育したりする職業に向いています。
「聖職紋(せいしょくもん)」をもつ人の適職②癒し・サポート系
「聖職紋(せいしょくもん)」を手相に持つ人の適職の2つ目は、癒し・サポート系になります。
例えば、人を助けて導く「占い師」「カウンセラー」「宗教家」「セラピスト」になります。
上記であげた人を指導する適職とは違い、教え導く手相になります。
細かく、いくつも現れている人は非常に気配りができる為、このタイプになります。
「聖職紋(せいしょくもん)」の濃さと薄すさで意味が変わる
「聖職紋(せいしょくもん)」は線の濃さで意味が変わってきます。
濃くハッキリうつってる場合
自分の考えや理想を周囲に広めやすくなります。
周囲に人が集まりやすい面もあります。
人の長所や短所を素早く見抜くことができ、指導に活かせますので、より一層リーダーシップに優れ、考え方が首尾一貫しているとされます。
また、物事を進めるにあたって、常にリスクを意識しているとされます。
それに向けての対策を想定しているので、トラブルが発生しても失敗は少なくなります。
濃い基準
「聖職紋(せいしょくもん)」が感情線、頭脳線、生命線と同じくらいの濃さや太さ、深さだったりすると濃いと見なします。
薄い場合
ボランティア精神がより旺盛となり、人を助けたり癒したい気持ちが強くなります。
困っている人を見かけると、黙っていられない面があり、誰かの役に立つことに生きがいが見出せるようです。
また、何事にも感謝の気持ちを抱いて接していて、女性的な魅力にもあふれているようです。
自己犠牲を強いられても、頑張り抜く力を持っていて、自分が困っている際に、誰かしらの救いの手が差し伸べられるといった人徳があります。
薄い基準
「聖職紋(せいしょくもん)」が感情線、頭脳線、生命線よりも薄く細かったり、浅いものを薄いと見なします。