手相の知能線とは

知能線とは、「知能」「才能」の優れを象徴しているとされる線で、主に「頭の働き」をあらわします。

その人のもっている「物事に対する考え方」なども分かります。

物事を考える際の傾向、特徴が示されている「手相の中の基本線」とされています。

自分でも気づいていない本質を覗き、自分の能力に生かしてみる手助けにもなります。

自分らしさを知りたいと思っている人にとっては重要な線なのですよ。

知能線の見つけ方

自分の手相を見ようと思っても「線が多くて・・・」「分からない」と言われる方が多いです。

自分で見る場合、また誰かの手相を見る際の分かりやすい「見つけ方」があります。

まず、手のひらにある細かな線ではなく、基本的にある線だけをみてくださいね。

その後、順に沿って当てはまる線を見つけていきます。

１　親指と人差し指つけ根の間から始まっている線を見つけます。

２　そこから「手のひらの中央を横切っている」線を見つけます。

３　「小指の方」へ向かっている線を見つけてください。

手のひらに１～３のように伸びている線があれば、それが「知能線」です。

ご自身の手に「知能線」は現れていましたか。

右手と左手どちらで見る？

右手に現れている手相は、「今現在から未来」後天的なものが示されています。

「今の自分を反映している」ということです。

左手に現れている手相は、あなたが「生まれながらもっている」先天的なものが示されています。

「生まれもった才能」ということになります。

右利きの人は「左手が本来の自分」「右手が努力によっての才能」

左利きの人は「右手が本来の自分」「左手が努力によっての才能」

このように解釈すると、自分にある知能線の意味の解釈が分かりやすくなりますよ。

手相はその人の時間の過ごし方で変化するものです。

今のあなたの手のひら「右手・左手」のどちらに「知能線」が現れているかによって、あなたにある「運」を最大限に発揮するヒントをもらえます。

手相の知能線が意味すること

手相の知能線は、一般的に「その人の知能」「才能」「頭脳」「適性」「人間性」などを知ることができると言われています。

知能線は、別名「頭脳線」とも呼ばれており、その言葉から「頭の良さ」を意味しているように感じてしまいますが、手相の意味としては少し違ってきます。

知能線にある深い意味

知能線は、人の体の部分で言うと「頭部」を意味しています。

手相の知能線で表されている頭部には「目」も含まれているということを覚えておいてくださいね。

また手相から適職を見たい場合、知能線の終点部分の向きで「おおまかなヒント」「知能の傾向」が分かります。

パターンによっての知能線の見方

【知能線の始点から見る場合】

始点の位置からは、大胆さ・慎重さなど「行動様式」が分かります。

生命線と重なっている

知能線の始点が生命線と重なるほど「冷静さ」「慎重さ」が強いことを意味しています。

言い換えれば「行動力に乏しい」傾向があるとも・・・

ですが、周りからの信頼が高いので頼られやすく、ときに疲れ切ってしまうことも多いはずです。

細かな点には、とてもよく気がつくのですが、「自己アピール力」が弱いので、積極的な面も出しましょう。

このタイプの人は、自分自身の心と体を労わってあげることが大切です。

＊一般的な重なりは「10㎜～20㎜」

生命線から離れている

知能線の始点が生命線から離れるほど「アクティブ」を意味しています。

ですが、５㎜以上離れていると「じゃじゃ馬の相」となり、突っ走りすぎて大失敗の可能性大です。

羽目を外さないように気をつけてくださいね。

＊一般的には女性に多い線です。

３．始点の位置が中指下

傷つきやすく「とても繊細な心」をもっていることを意味しています。

自分を守るために、自分の殻に閉じこもってしまうことだってありえます。

妄想・空想が好きなタイプに多く見られる線です。

【知能線の終点で見る場合】

１．指側（上）に向かっている

「金銭」「物質」への執着心が強い

頭脳で言うと「理系タイプ」

手首側（手首下）に向かっている

「精神的」「芸術面」への発揮が強い

頭脳で言うと「文系タイプ」

【知能線上に現れるモノ】

知能線上に「島・ホクロ・線の切れ」などが見られる場合は

目のケガや病気を暗示していることがあります。

知能線上に異常が見られるときは「目」に注意してくださいね。

【線の長さから見る場合】

線の長さでは、思考や決断の早さが分かります。

１．短い知能線

知能線が短いから頭がよくない・・・そんなふうに考える人もいるかもしれませんが、大きな間違いであって線の長さは「思考のタイプ」を表しています。

短い知能線にある意味は「即断即決」です。

・頭の回転（切り替え）の速さ

・勘の良さ

・感じたことを直ぐに行動へ移せる

俊敏なことを意味しています。

また、熟考することを苦手とします。

失敗を繰り返しながら知識を身に着けるとされています。

決断の際には、信用がおける人に「アドバイス」を求めるといいですよ。

＊標準的な長さは薬指中央付近まで伸びている線

２．長い知能線

社会的な成功をする可能性が高い人です。

・集中力抜群

・比較分析を得意とする

・計画性がある

・順応性がある

・思考力の高さ

人に左右されずマイペースなことはいいのですが、悩みが長引くことも多くあります。

若干「理屈っぽい」面をもちあわせています。

物事の決断は、じっくりと考え自分が納得できてからの行動が向いています。

時間をかけ何ごとも答えを出すことを意味しています。

知能線にある特徴

知能線をもつ人は、自分でも気づけていない「本性」のようなものが隠されているという特徴があります。

人って「表向きな姿」と違うことはよくありますよね。

気づけていない本質を知ることで「人間関係」をスムーズに、ちょっぴり楽しめるかもしれませんよ。

ご自身にある場合、またパートナーや気になる人にあればチェックしてみてくださいね。

知能線と生命線の重なりが「人差し指付け根」の幅より長い

このような線があれば「実はとても恥ずかしがり」な人です。

普段は冷静で堂々としているのですが、実はとても用心深く慎重な面をもっています。

恥ずかしがりで可愛い一面をもっているタイプなのですよ。

月丘の方、小指側（側面）下部へ向かっている知能線

想像力豊かな「ロマンティスト」です。

華やかな世界を好み、想像の世界観を夢見ることを大切にします。

知能線の先端が小指へむかっている

仕事のセンスを活かして、どんな場面でも「商売に繋がるか」が頭にあるタイプです。

どんなときも「ビジネスチャンス」を狙っています。

第一火星丘（親指つけ根付近）に知能線の始点がある

一人の空間・一人の時間が大好きです。

大勢の中にいると、過剰に人の目が気になり、内心は「早く家に帰りたい」と思っているタイプです。

「心を許せる人との時間を大切にする」人です。

二重知能線をもつ人

言葉通り「知能線が2つ」をもつことで「2つの頭脳・才能」に恵まれている人です。

稀に見られる「二重知能線」は、天才肌と言われることもあり、複数のことを同時に行えるという力が備わっています。

独特な感性をもち「多くの趣味をもち人生を楽しめる」タイプです。

手相の知能線とは？見つけ方と特徴・意味を解説！まとめ

性格はもちろん、考え方、隠れた才能を知ることができる手相の線が知能線です。

知能線には、将来「何かを決断」するときに役に立つことが集まっています。

知能線を見るときは、「長さ」「どの丘に向かう」かを重視して見ていくと、線の違いによって「個性」が分かってきますよ。

あなたは日頃から「手相」を気にしてチェックしていますか。

あなたに現れている知能線は、どの様な線でしたか。

「手のひらに現れる手相」は、身近にあるとても奥深いもので、大切なことが沢山つまり、少しずつ変化しながら、あなたに「人生のヒント」を告げてくれています。

自分自身のこと、身近な人のことを知りたいときには、知能線がもつ意味や特徴をよく見て判断してみるといいですよ。

手相とじっくりと向き合ってみてくださいね。